みなさんこんにちは。福岡マンション売却ドットコムの浜野です。
テニス好きの方は見られたと思います。昨日のウィンブルドン男子シングルス決勝を。
世界ランキング1位ジョコビッチ、本当に強かったですね。個人的にはフェデラーを応援してたんですが。
来年こそはウィンブルドン歴代最多優勝回数を更新してほしいです。
さて、最近この質問多いです。
「マンションって結局何年くらい住めるんですか?」
皆様には申し訳ございませんが、明確な答えはございません。
でもその答えでは納得されないでしょうから3つの観点から
検証してみたいと思います。
1つ目、物理的耐用年数。
マンションの寿命を大きく左右するのはコンクリートです。
鉄筋を包むコンクリートの「かぶり厚」が大きいほど
【物理的耐用年数」が増すとされています。
かぶり厚3センチ ⇒ 65年
かぶり厚4センチ ⇒ 100年
となるようです。
建築年数や環境によって差はあると思いますが、コンクリートの寿命は概ね60年~100年位と考えられます。
※施工技術の進歩によって、物理的耐用年数は延びる傾向にあります。
二つ目、経済的耐用年数。
居住者の高齢化や空室の増加でマンションの管理費・修繕費が
十分集まらなくなれば、適切な維持管理ができなくなり、
結果的に建物の寿命が縮まる。これが【経済的耐用年数】です。
三つ目、社会的耐用年数。
社会の変化に取り残されて陳腐化した設備や間取りなどによって「このままでは住めない」と判断するものが社会的耐用年数の【内的要因】で、社会構造の変化や法律制度の改正、都市計画の施行などによって建物の使用目的が達せられなくなったりするものが【外的要因】です。
結局マンションの寿命には明確な答えはありませんが、人が長生きするために健康管理や適度な運動、食生活が大事なように、マンションが長生きするためには適切な維持管理が大事であることは間違いありません。
適切な維持管理ができており、尚且つ大地震による損壊などがなければ、現在のマンションストックでも築60~70年くらいは住み続けられるケースが多いそうです。
一人ひとりの寿命が違うのと同様に、マンションの寿命も一つひとつ違うため、マンションごとのチェックが必要なのかもしれません。
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