こんにちは。福岡マンション売却ドットコムの岩永です。

 

さて、タイトルの『四谷コーポラス』(新宿区/1956年完成)。

不動産、特にマンション業界の方ならご存知の方も多いかと思います。

まず《日本初の民間分譲マンション》として大変有名なマンションです。

そして興味深いのがもうひとつ。

《日本初の割賦販売(住宅ローン)が適用された分譲マンション》

背景として事業主が日本信販だった。というワケで納得も深まります。

 

さらに、黎明期にしてなんと《メゾネットタイプ採用》

※メゾネット=マンションでありながら2階建て構造。

写真は、最近私が担当しているメゾネットタイプの一室です。

メゾネットがこんな昔からあったとは、さすがに驚きでした。

 

さて今、『四谷コーポラス』は一時代の役目を終え、建替えを迎えています。

マンションの建替えとは、おおよそ、鉄筋コンクリートの寿命が長いだけに

完成当時と現在とで所有者が変わっている、または代替りしていることが多く、

意見の集約だけでも多難。資金(拠出や事業収益)の話も、難題となりがちです。

現代はさまざま法整備されてもいますが、建替え決議に至るまでに長い年月と

多くの労力が払われてきたのだと思います。

 

そして、日本の共同住宅には100年(分譲は約60年)に近い歴史があり、

その中でも記念碑的なマンションであっただけに、畏敬の念をもち、なんだか

勝手に擬人化して「お疲れさまでした。」と声をかけたい気持ちになりました。

 

 

『共同住宅の歴史』の話題として、他にも例えば

《日本初の鉄筋コンクリート集合住宅》=軍艦島(1916年)

《関東大震災後に普及した集合住宅の草分け》=同潤会アパート(大正~昭和初期)

※同潤会青山アパート= ⇒ 再開発で表参道ヒルズに

などなど、創生期に建てられたものには文化財なども大変多く、

現存の状況や、再開発で別の建物に生まれ変わった例など、

たどってみると非常に面白いことがたくさんでてきます。

 

そして歴史を知る事で、現代へフィードバックできることが沢山あり、

住宅を流通・供給する側だけでなく、購入する(選ぶ)側にも、

住まい選びのヒントになる事がたくさん読み取れると思います。

今の時代、少子高齢・空家問題が進むこれからだからこそ、尚更です。

 

【福岡のマンション売却・買取・査定は、福岡マンション売却ドットコムにお任せください!】