みなさんこんにちは。福岡マンション売却ドットコムの小川です。
最近よく耳にする「マイナス金利」。日銀が先月29日に導入を決めて以降、
今月9日にはついに初めて10年もの国債の利回りがマイナスとなりました。
「黒田バズーカ第3弾」は、一時的には思惑通り円安・株高に進みましたが、
株は1万5,000円を割り込み、為替は円高にと空砲となってしましました。
今日はGDP速報値が発表され、マイナス成長にもかかわらず、大幅上昇。
すでに織り込み済みなのかも知れませんが、もはや日本国内の要因は関係
なく、アメリカ・中国経済次第で、まだしばらくはこのジェットコースター相場
が続きそうな気配です。
ちょうど1年前に「長期金利 不安定?」というタイトルでブログを書きましたが、
今後上がるとは思えぞ、まさか下がり、さらにマイナスになるとは。
この世の中半年・1年先はどうなっているか、改めて感じた次第です。
ところで、この「マイナス金利」にちなんで、最近よくお客様より住宅ローンは
どうなるの?とご質問をいただきます。
車などは輸入車メーカーが、これにちなんで「金利0%キャンペーン」を実施
するようです。ただ住宅ローンは長期金利を指標とする固定金利等は下がる
可能性がありますが、実質下がる余地は少なく、大きくは変わらないのではと
思われます。
ところですでに「マイナス金利」が一部の国で常態化?しているヨーロッパ、
デンマークでは、市場金利に連動する住宅ローンで実際に金利をマイナス
に設定しているとのこと。要は、金利をもらってお金を借りている状態です。
日本ではここまでは無いと思いますが、何が起こるか分らないこの世の中。
普通に考えれば、しばらく住宅ローン金利も低水準を維持していくと思われ
ますが、ひょんなことから国債下落→長期金利急上昇→住宅ローン金利急上昇
というケースもあるかもしれません。
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